2016年8月10日水曜日

【株・競馬】 誰よりも勉強すれば勝てるのか - 借金漬けのマニアたち -

エリートが失敗する理由


・有名大学を卒業し、大企業の部長を定年まで勤めた後、退職金を全て株で失ってしまう


・競馬は東大生でも勝てない


・脂の乗ったベンチャーの役員が、FXの巨額損失を埋めるために会社の金に手を出す


上記のような話は枚挙にいとまがありませんよね。



一定レベルを超えると勉強量と結果は比例しない


世の中、勉強ほど楽な物はそうそうありません。


自分で理解して、自分で覚えて、自分で回答して、決まった答えと合わせるだけです。


この要領で投資やギャンブルに挑み、「これだけ勉強しているのだから負けるはずがない」とひたすらのめり込むエリートさんが後を絶ちません。



借金漬けのマニアたち


株や馬について語らせれば3時間でも5時間でも知識や情報を披露できるマニアはいくらでもいます。

実際、彼らのセミナーやら有料予想なども無数にあります。


しかし、ふたを開けてみると、控除率に抗うこともできずやればやるほど借金を増やす連中が大半です。



表か裏かを6割外す専門家


例えば、この手の「有名人」はいくらでもいるのですが、株価が単に上がるか下がるかを専門家とやらが予想しているサイトがありますが、勝率4割とかばかりです。


新しい形のお笑いサイトかと思うほど、2分の1で当たる予想を片っ端から外します。それも、ど素人でも知っている有名銘柄ばかりを片っ端から選び、片っ端から外す…。


株の予想屋ほど価値のない商売はそうないと思います。まだ競馬の予想屋の方が当たります。(試行回数の考慮は省きますが)



コントロールできる物とできない物を知ることから始める


なぜ勉強しても勝てないのか。


それは、自分ではコントロールできない物で結果が決まるからです。


勉強は対物。全ては自分次第。

一方投資やギャンブルは、対人であり、対馬であり、対宇宙なのです。



日銀でも操作できない相場


「官製相場」と呼ばれたアベノミクスですら、たった2年ほどで終焉しました。

為替介入も鼻で笑われ外国人から売り叩かれる日本株。

本当に世界の相場を動かせる力を持つのはアメリカだけだと思います。


それを、一体個人がどう「頑張る」というのでしょうか。



コントローラビリティの理解


先ずは「エリート思考」が万能でないことから理解しましょう。


もちろん、「常勝できないゲームはやらない」のも人生戦略の1つですが。



◇◆参考文献◆◇


投資を始める前に読んでおきたかった1冊です。


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以下私の書評


【お奨め経済書】 『不確実性超入門』 - 投資家・馬券師のバイブル -




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著者:ひさなお

 TOEIC満点、作家、投資家、IT企業グローバル人事、馬券師。
 慶應義塾大学→UCLA→大手IT企業。

  第3回マイナビ作品コンテスト最優秀賞受賞。 

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