人生には4大支出があります。
1. 教育費
2. マイホーム
3. 老後資金
4. 保険
異論を唱えてみる人はいるけれど
上記についてとりあえず異論を唱えて目立とうとする専門家とやらはいます。
1. 大学なんて価値がない
2. ローンを組んでマイホームを買う時代は終わった
3. 蓄えなくても運用すればよい
4. 種類がありすぎる（だから私に相談料を払え）
神聖化される保険
それぞれを深堀してもよいのですが、本日は中でも神聖化される保険について。
「社会人になったのだから」
「結婚したのだから」
「子供が生まれたのだから」
と、あの手この手で保険会社は営業をかけてきます。
「大人たち」の多くが保険を大人の証のように扱っているのも事実です。
しかし、私自身訳あって保険は詳しいのですが…、事実だけを考察すれば、保険は完全なギャンブルです。
保険は全敗ギャンブル
保険を一言で述べれば、大損または大病（大怪我）の全敗ギャンブルです。
手を変え品を変え売り込んでくる保険について、どれを買っても損をします。
損をしないとは、つまり5日以上も入院するほどの大病やガン、一生働けなくなったり、家が燃えたり車で大事故を起こすことです。
経験した方もいると思いますが、5日以上の入院は相当な病気で、「それほどの病気に俺は当たるはず」に賭けていることになります。
負けるのは単純に「馬鹿げた手数料」を取られるため
保険会社の給料はべらぼうに高いですよね。
彼らの収入源は証券会社やJRAと何ら変わりません。ギャンブルを元締めるテラ銭です。
そこそこの病気や事故が起きても、読むだけで病気になりそうなほど細かい規定を持ち出して「このケースは例外です」、「これで申請すると保険料が倍増しますよ（まあ勝手に増やしますけど）」と、売り込んだ時とは180度異なる対応です。
税金の控除もせいぜい1万円前後
更に「節税アイテム」という心地よい響きで売り込んできますが、これも大した額ではありません。
異なる3種類の保険に入っていても、最大でも12万円分しか控除できません。
これは12万円税金が減るのではなく、12万円にかかる税金分が減るだけです。
3種類全てに加入するのはかなりの出費になり、年末調整で返ってきた1万円など忘年会で跡形も無く消えます。
人生リスクの対処法
だからと言ってガンを始めリスクを０にすることはできません。
私たちが人生リスクに対してできることは、ある種その他ギャンブルと同じです。
小銭稼ぐので必死のお金の専門家とやらに手数料を払うのではなく、自分の頭で考えること。
自分の頭でポートフォリオを作る
ここはその他ほとんどの予想屋やファイナンシャルプランナーの宣伝ブログではなく、純粋に私の知識体系や思考をご提供する場です。
そのため、私自身も「賢明に」保険も活用していますが、アドバイスは請け負っておりません。
「売る」ことしか頭に無い単なる営業に、馬鹿高い手数料を取られた上に全敗ギャンブルを掴まされる前に、真に有効な投資・ギャンブル思考を身に着けてもらえたら幸いです。
◇◆参考文献◆◇
『人生を面白くする本物の教養』
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※詳細が画像より
お金に留まらず様々な分野に対する本質を分かりやすい言葉にしてくれたベストセラーです。
別ブログでもお勧めした1冊ですので、新しい思考を身に着けたい方には必ず有効だと思います。
【書評】 人生を面白くする本物の教養 [出口治明氏]
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著者：ひさなお
TOEIC満点、作家、投資家、IT企業グローバル人事、馬券師。
慶應義塾大学→UCLA→大手IT企業。
第3回マイナビ作品コンテスト最優秀賞受賞。
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